子供の医療保障は、保険でカバーするのか?
子供が生まれた時に、教育資金のほかに、医療保障も考える必要があります。 医療保障といえば、子供保険が思い浮かびますが、子供保険は必要でしょうか?
実は、「子供保険」のコストパフォーマンスはあまり良くない
積立(貯蓄)機能に子供の医療保障がついている「子供保険」ですが、コストパフォーマンスがあまり 良くないというのが当サイトの試算結果です。
有名なかんぽ生命の「新学資保険」を例にとると返戻率90,2%で、元本割れをしてしまうのです。 これならば、貯蓄は貯蓄で別に行い、保険ではない手段で医療保障を充実させた方がよいのではないでしょうか。
では、子供の医療保障はどうする?
自治体にもよりますが、子供の医療費は、0歳~小学6年生くらいまで国が負担してくれます。ですから、 医療保障を子供にかけすぎると過剰になってしまう可能性があり注意なのです。
それでも不安だから保険に加入したいという場合におすすめなのが「共済」です。共済の実力に関しては、 各共済の比較で解説しています。
個人賠償責任保険も考えておこう。
個人賠償責任保険とは、「他人の器物などを子供が損傷した場合に、その補償をしてくれる保険」です。具体的には、 「他人の車を子供がいたずらして傷つけた」「キャッチボールをしていて他人の家のガラスを割ってしまった」 などのケースで役に立ちます。