学資保険に加入するにおいて、一番重要な目的は何だと思われますか？

子供の教育費を貯蓄するためであるのか、それとも子供に万が一のことがあったときのためなのか、または親が亡くなってしまった場合の子供に支払われるお金のことなのかなど、人それぞれ加入する目的は異なるでしょう。

但し学資保険においては満期学資金が多ければ多い商品ほど保険料は高くなりますし、また万が一の保障が優れている商品も保険料が高くなります。

万が一のことを考えたらキリがないと思う人もいるでしょうが、最低限の保障として考えることで安心料ととることが出来ます。

最低限ということにポイントをおいておかないと、保障の限度を決めることができず、保険料はどんどんふくらんでしまいます。

子供が大学に入るときに最低必要な資金を設定することや、もしも入院することになったら一日にこれだけあれば安心だなというラインを決めて保険を選ぶことが大切です。

例えば学資保険に加入する前に次のことを考えてみましょう。

・収入源になっているお父さんやお母さんが働けなくなった場合の子供の生活資金
・中学、高校、大学へと進むにつれて膨らむ学費
・万が一自分本人が亡くなったときのそれ以降の子供の生活資金
・万が一の子供のケガや病気に掛かる治療費
・自分の子供が万が一他人の子供にケガをさせてしまった場合

などがあります。

これらは不安になるとキリがなく、どこまでを最低限保障するかというボーダーラインを自分でしっかりと設定するようにしましょう。そうでないと保険料はとても高額になってしまい、結果として保険料を支払うことに無理が生じてしまいます。

上記の例を参考に、自分ならどの場合の保障を一番重視するのか、金額にしてどれくらいの満期学資金や給付金、保険金があれば良いのかを考えてみましょう。

ではここで保険の本来の意味をまとめてみます。

つまり誰しもが体を壊したり、災害にあう可能性があります。

絶対にあわないということは言い切れず、家族であればお父さん、お母さん、子供たちみんながそういった事故にあう可能性があります。

例えば一家の大黒柱であるお父さんが倒れた場合、それに代わって同じだけの役割を果たせる人が家族にはいるでしょうか。

お母さんは子供たちの世話や家事を中心に生活しているのに、お父さんと同じだけの仕事（稼ぎ）をすることは難しいですね。

もちろん子供たちにはまだ代われる力は無いと言えるでしょう。ですからこういった場合の代わり役に保険があると考えてみてはどうでしょうか。

保険に加入することは決して義務ではありません。

また保険料の支払いが生活に支障をきたすことの無いようにプランを立てたいものですね。余裕をもって保険商品を選択し、あくまでも安心料になる保険に入りましょう。