【どう選ぶ?】1番お得な学資保険を選ぶ方法。保険相談・資料請求サービスは使い分ける。

当サイトをすみずみまで読んでくれた人は気づいていると思いますが、「あなたにお薦めの学資保険はコレです!」とか、「私が申し込んだ学資保険はコレです!」といった話は一切、書いていません。

というのは、どの人にとっても最高の保険というのはそもそも存在しないからです。ここでは、あなた自身が学資保険に何を求めているのか、をまず考えてもらったうえで、それを満たすものの探し方・選び方について教えます。

あなたの家計パターン別の行動プラン

下記に4つの家計(悩みや環境含む)タイプを分けました。自分自身が当てはまると思う家計タイプから行動してください。なお、保険相談や資料請求の最も上手な使い方についてはこのページの最下部にまとめていますが、読み飛ばしてそちらに進まないように注意してください。


家計パターンによって最適な行動プランは全く異なるので、場合によっては遠回りになったり間違った結論を出してしまうリスクがあるため、必ず自分のタイプにあった行動をとるように気を付けてもらえたらと思います。

■タイプ1、公務員orお金持ちタイプ

・すでに子どもの学費目的の十分な預貯金(私学1人暮らしで仕送り含め600~1000万円弱)を生活費とは別に貯めている
・公務員など転職やクビのリスクがなく、万一健康を害した際の保障もあり、毎月しっかりと貯める自信がある


これに当てはまる人は、そもそも学資保険が必要ない可能性があります。本当に必要なのかどうかをよく考えてみましょう。どうしても気になるのであれば保険相談を利用しても良いですが、正直入らなくても何ら問題はありません。

 

もし保険会社や保険代理店に奨められて検討しているのであれば、「私には必要ありません」と断ってしまってもOKです。学資保険は「現在預貯金が不足していて、今後の万一のときに子どもの保障をするため」のものですから、その心配がなければ入る必要はありません。

■2、複雑な家庭事情タイプ

・夫(または妻)に少し不安を感じていて、頼りにならない
・夫(または妻)に浪費癖があり、子どものための貯金に手を付けさせたくない

事情は複雑ですが、実はこのご時世、このタイプは決して少なくありません。このような場合、少し一般的な人とは異なる選択が必要です。

 

例えば学資保険の保険契約者は通常は収入の多いほうが契約者にはなるべき(契約者が死亡時に残りの支払いが免除になったうえに学資保険満額相当が保障される)なのですが、縁起でもないですが、仮に離婚をしたとすると自分が保険契約者になったほうが良いのです。

 

というのも、離婚した場合は学資保険のお金は契約者のものになる可能性が高く、自分や子どもを守るという意味でも契約者は自身がなっておくに越したことはありません。

この辺りの事情があるのであれば、まずは保険相談を利用することをおすすめします。事前に資料は集めていっても良いと思いますが、どの保険を選ぶかも家庭の事情に沿ったものにしたほうが良いですので、相談にのってもらってから検討のほうがおすすめです。

 

またその際には必ず自分1人で相談にいきましょう。

■3、返戻率重視。堅実な積立預金タイプ

・自分で貯める自信がないので、積立預金や定期預金の代わりにしたい。保険は別に入っているので保障は必要ない。


・返戻率がとにかく高ければ良い。保障はオマケ程度で良い。

この場合は簡単です。学資保険ランキングから、1番目だけまたは2~3位までの資料をもらって確認してみてください。目的がはっきりしているため、真実は1つだけです。

 

この場合でも両親死亡時の保障などは備わっているものが多いため、最低限の保障はされるため安心です。(加入前に必ず担当者さんに確認するよう気を付けてください。)

最終的には返戻率の高いものの中で最も納得のいくものに加入するか、または納得できるものがなければ加入は見送って定期預金にでも入れておきましょう。このタイプであれば保障が本当に一切不要なら定期預金でもさほど変わりはありません。

■4、安心重視。子どもの将来丸ごと保障してほしいタイプ

・自分が病気になったり死んでしまうこと自体よりも、その結果、子どもたちが希望の進路に進めないほうが心配
・夫(収入の多い方)が体調に不安がある
・親族や両親に遺伝する可能性のある病にかかった人がいる


この場合には、貯蓄性よりも保障性を重視して保険を選んだ方が良いです。貯蓄性の高い学資保険というのは、言い換えると「割の良い預金であり、万一のときの保障は最小限」ということです。ここを勘違いして本当は保障が必要なのに貯蓄性の高いものを選んでしまう人が後を絶ちません。

ただし、ここでも1つ注意が必要なのは、貯蓄性の高い保険にウソはないが、保障性の高い保険にはウソはあり得るということです。貯蓄性はパーセンテージで明確ですが、保障性は定性的ですので、明確にこれが良くてこれが悪いということは言えません。

 

そのため、誰に相談するかは非常に大切です。保険相談については下でまとめていますのでそこで確認してください。

1つの基準として、国内での人気順は指標として有力です。「学資保険の人気順(申込み数)」を下記に掲載しておきますので、ここの上位は誤魔化しようがなく実数としての申込み数順であるため、日本人の多くが「最も有利だ」と考えて選ばれているものであるのは間違いありません。

 

変な話ですが、やはり人気の保険でかつ長く続いている保険は大きなハズレがなく、誰にとっても選ばれておかしくない質の良いものが残っていきます。(質の悪い保険であれば販売後間もなく人気がなくなり打ち止めになります)

 

■自分のタイプは判断できましたか?

いかがでしたでしょうか。自分自身のタイプがわかったと思います。

 

私も友人などの話を聞いていて思うのですが、日本人の多くにとって学資保険は役立つのですが、一部の人には本当に必要ないことも充分あり得ます。

 

そう思ったら加入はしないほうが良いですので、薦められるまま入らないようにご注意ください。

資料請求サービスの使い方

まず、1の公務員orお金持ちタイプに学資保険は必要ありませんので資料も不要です。そして2の複雑な家庭事情タイプもどちらかといえば保険相談のほうが向いているので、資料は不要かも知れません。(欲しければもらっておく、くらいの感じでOKです。別にお金はかかりませんので)

ですので、資料を取り寄せるのは3の返戻率重視の堅実な積立預金タイプと4の安心重視で子どもの将来丸ごと保障してほしいタイプになります。

3の返戻率重視タイプは、軽く前述していますが、学資保険ランキングの上位のものから選べばOKです。保険相談は心配であれば使っても良いですが、間違っても資料を取り寄せる前に保険相談にいかないように気を付けてください。事前に返戻率とその内容から目星をつけていかないと混乱してしまいます。

また、資料を確認してみて預金のほうが自分に合っていると判断したらそれも正しい選択だと思います。
4の安心重視タイプは、資料請求専門サイトなどで申込数が多い商品の資料を取り寄せてみるといいでしょう。

 

ただし、先ほどの返戻率重視タイプとは異なり、選ぶための基準が定性的で難しいため、資料のみで判断せずにその後に保険相談を利用すると良いでしょう。(でもこの時点でおおよそ選びたい保険の目星がついていたら、資料についての相談サポート電話があるのでそこで聞いてもOKです。)


とまぁ細かく解説しましたが、資料請求は無料で気軽にもらえるので、試しに取り寄せてみても良いでしょう。特に学資保険のパンフレットは可愛くて面白いものが多いので、もらっておいて損はないと思います。

□保険相談サービスの使い方

では最後に、タイプ別からの行動プランで保険相談に行く方のために、良い保険相談サービスとそうでないものについて解説します。


保険相談サービスについて
推薦サービス(経験済み) 自信を持って推薦できるのは『ほけんの窓口』です。約35社の保険商品から複数のプランを提案してくれ、なおかつ無理な勧誘は行わないよう徹底した社内ルールを敷いています。私自身いろんなサービスを試してみましたが、気弱な方や専門的な相談をしたい方はここが間違いありません。全国522店舗(2015年4月10日現在)あるのでアクセスも問題なし(もちろん地域によっては1店舗しかないところもあります)。
非推薦サービス(経験済み(涙)) ここでサービス名や会社名を書くと営業妨害だとお叱りを受けてしまうので、ちょっとぼかして言いますが、「保険会社本体の営業マン」への相談は控えたほうが良いです。どうしてもその保険会社に所属している関係から、あなたにとってベストな選択ではなく、自社商品を奨めてしまう傾向があります。もちろん、ほぼそこと契約することを決めていて後は手続きをスムーズにできれば良い場合や複数の保険会社と会ってみて決定する時間と断れる勇気のある方であれば、そのまま相談しても問題ありません。また、ほけんの窓口と同様に保険相談できるサービスもありますが、中には営業色が強すぎるものもあるのでご注意ください。(経験談)

保険相談で最も大切なのは、「営業ではなく、本当に親身に相談にのってくれるか否か」です。

そのうえで加入する必要がなければ必要がないときっぱりと言ってくれたり、支払う保険料も利益目的で高いものを奨めるのではなく、収入と必要条件にあった無理や無駄のない提案をしてくれることが何よりも重要です。 この点で、私はほけんの窓口が優秀だと思います。


ただ、前述していますが、地域によっては1店舗しかない県もあり、都市部に住んでいない人はわざわざ訪問するのが面倒かもしれません。このあたりは、今後の拡大に期待したいところです。

【追記】
多少遠方でも一度がんばって訪問すれば、後は担当者と電話などで相談できるそうです。場合によっては自宅まで来て下さるようになるケースもあるとのこと。メールいただいたマルモリさん、情報提供ありがとうございました!


【追記2】
相談予約フォーム入力時に、きちんと履歴に残すという意味で、「ご希望・ご質問」でご自身の要望や希望をしっかり入力しましょう。これを事前にしていれば、要望をしっかりと把握して考えてくれているかどうかの判断基準にもなります。(電話だとオペレーターからの伝言が難しいのでフォームがおすすめ)

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