学資保険VS株やFXの投資、最もお金が増えるのはどれ?

学資保険と株の運用やFXへの投資について考えてみましょう。まずはじめに言えることは、絶対にどれが一番お金が増えるという風には断定出来ないということです。

そしてこれらにはリスクが多少なりともあるということを覚えておいた方がいいですね。

ではどういうときにリスクが生じるかということをまとめてみましょう。

 

学資保険のリスク


学資保険の場合、途中で契約を解除してしまうのが一番リスクが高くなります。例えば子供が4歳になったときに学資保険に加入したとします。そこで毎月の保険料が15,000円とし、年間で180,000円の保険料を払うことになります。

実際に給付金を受け取れるのは早くても9歳ごろ、つまり5年間保険料を支払って初めて100,000円ほどの給付金を受け取れるのです。

ということは加入してから5年間で解約したとすれば、保険料を900,000円払って給付金は100,000円しか受け取っていないことになるのです。

保険会社によって違いはありますが、解約返戻金といって保険料を支払えなくなったり、学資保険の必要性がなくなってしまい解約をせざるを得なくなった場合に一定のお金が戻ってきます。

しかし100%全額戻ってくることはなく、やはりいくらかは無駄になってしまう
のです。

 

株・FXでの運用リスク


でば株の運用についてのリスクはどうでしょう。株の値動きはある程度の予想は出来ても、実際には予想を裏切り下落したりすることもあります。

また2008年10月の実際の出来事であるように株価が急暴落することもあるわけです。

安易に高額な資金を株の運用に使うのはとても危険で、暴落したときのリスクはとても大きなものになってしまいます。一度大幅に下落した株価は直ぐには回復することはなく、ある程度の月日が経たないと回復しません。

仮に一株500円の株を1,000株購入したとします。つまり500,000円を使ったことになりますね。この株が一株300円まで下がってしまったとしたら、運用資金の500,000円が300,000円になるわけです。つまり200,000円の損をしてしまうという結果になります。

大企業の株だから絶対に安心であるということはありません。

また株の値動きには絶対に上がり下がりの波がありますから、その波や企業の情報も予め知っておかなければ冒険になってしまうので注意しましょう。

FXについても株と同様、ある程度の予想は出来ても実際の通貨の動きをピタリと当てることは出来ないのです。
株に比べると資金が安くて始められることや初心者向きのものもあるため、若い人にもFXに投資をしている人たちはたくさんいます。

ところが実際に始めてみるとどんどんと欲深くなってしまうのがFXの恐いところで、やはり取り返しのつかない大損するケースもあります。


図以上のように、絶対にどれが安心でどれがおすすめということは言えませんが、リスクを把握した上で上手に活用すれば、元金を増やすことは学資保険、株の運用、FXへの投資、どれでも可能性はあるということですね。

 

ただ、教育資金の積み立ての場合堅実にお金を貯めていく必要性があるので、やはり株やFXなどの金融商品で積み立てをしていくのは少々リスクが高いかと思います。

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